管理栄養士のブログ

管理栄養士のブログ02 – コーヒーを1日3〜4杯飲む人は○○が低下?! –

こんにちは。
今回はnatural cafe 檜の森の看板商品である「コーヒー」の、健康効果についてお話しします。
コーヒーが好きな方、よく飲まれるという方は必見です!

コーヒーを習慣的に飲む人は結構多いかと思いますが、実はコーヒーは非常に優秀な飲み物だと言われています!

1日にコーヒーを3〜4杯飲む人は、ほとんどコーヒーを飲まない人と比べて、心血管疾患や、脳卒中、認知症、糖尿病や癌などの発症のリスクが低下するということが、あらゆる研究で明らかになっています。

日常生活を送る中で、これらの疾病を自分が発症するとはなかなか想像しにくいかもしれませんが、糖尿病は国民病とも呼ばれるほど患者数が多く、成人の6人に1人が糖尿病、または予備軍に値すると言われているため、とても身近な疾病の1つです。

糖尿病は悪化すると様々な臓器に障害がおこり、死亡リスクの高い心血管疾患や脳卒中などが起こりやすくなるため、若いうちから生活習慣を見直し、予防することが大切です。

そのため、コーヒーを飲むことで糖尿病が予防出来るのは、コーヒーが好きな方にとってとても嬉しい情報ですね。
しかし、お砂糖がたくさん入っているコーヒーではむしろ逆効果となってしまうので、ぜひブラックコーヒーを飲むように心がけてみてください。

では、ここからはコーヒーに含まれる成分についてお話ししていきます。

まず、コーヒーの代表的な成分といえば「カフェイン」がありますね。
カフェインは脳を覚醒させ、集中力を高める効果があるため、疲れた時やここぞという時にカフェインをチャージしている方も多いかと思います。

そもそも、カフェインがどのように身体を目覚めさせているかご存知でしょうか?

私たちの身体は活動することによってエネルギーを消費し、アデノシンという物質を生産します。これは疲労のサインを送る物質として働き、サインを脳が受け取ると、神経が落ち着き、眠くなるような仕組みになっています。
しかし、カフェインは疲労のサインであるアデノシンの働きをブロックするため、疲れや眠気を感じにくくなり、目が覚めたような感覚になるのです。

このように、カフェインによって一時的には元気になれますが、本当に疲労や眠気を解消できている訳ではないので、疲れたなと感じた時は、適度に休息を取るよう心がけましょう。

他にも、運動時の疲労軽減や、脂肪燃焼効果、むくみの軽減などの効果があるため、体力仕事の方やダイエットをしている方に嬉しい成分と言えると思います。

続いて、「クロロゲン酸」というポリフェノールについてです。
クロロゲン酸には抗酸化作用があり、動脈硬化や癌の予防、血糖値の上昇抑制など、様々な健康効果が認められています。

また、クロロゲン酸もカフェインと同様に脂肪燃焼効果があるため、カフェインレスのコーヒーを飲んでもダイエット効果が期待できます。

クロロゲン酸はコーヒー豆の焙煎度合いによって含有量が変化し、深煎りよりも浅煎りのコーヒーの方が多く含まれると言われているため、より高い効果を感じたい方には、浅煎りのコーヒーがおすすめです!(当店のお豆の中で、一番焙煎度合いが浅いのは東ティモールです)

以上、コーヒーによる健康効果のお話でした!

ブログを通して、コーヒーにより興味を持っていただけたら嬉しいです。次回はコーヒーを飲む時の注意点や、コーヒーの残留農薬についてお話しします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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natural cafe 檜の森 @hinokinomori_cafe
『身体に優しいものを手軽に』
営業時間:8:00 – 18:00( L.O. 17:30 )
不定休
住所:埼玉県戸田市新曽2195-1 東栄アネックス北戸田1F
アクセス:埼京線北戸田駅西口 徒歩30秒
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