こんにちは!
今回は当店のフードメニューに欠かせない「オリーブオイル」についてお話ししていきます!
オリーブオイルといえば、なんとなく身体に良い油という印象を持っている方も多いとは思いますが、なぜ、身体に良いのか、ご存知でしょうか?
ずばり、オリーブオイルが身体に良い理由は、脂質を構成する脂肪酸の種類にあります。
脂肪酸とは脂肪を構成する成分であり、大きく分けると「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けられます。
・飽和脂肪酸…乳類や肉類に多く含まれ、体内では主にエネルギー源として機能する。
例:ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸など
・不飽和脂肪酸…魚類や植物性の油に多く含まれ、体内では主にコレステロール値の低減、抗血栓作用、脳機能の向上などの機能をする。
例:オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸、DHAなど
このように、脂肪はさまざまな脂肪酸で構成されているため、どのような脂肪酸構成の脂肪を取るかによって、身体への影響が変わっていきます。
では、ここからオリーブオイルの栄養についてお話ししていきます!
オリーブオイルには不飽和脂肪酸の「オレイン酸」が豊富に含まれているのが特徴です。
・悪玉コレステロールの抑制…悪玉コレステロール値が低下することは、動脈硬化のリスクが低減し、心疾患や脳梗塞など予防に繋がります。
・腸内環境の改善…腸の動きを活発にし、便秘予防に効果的。
腸内環境が整うと、免疫力向上やメンタルの安定、美肌効果など、様々な身体に良い作用が見込めます。
オレイン酸以外にも、抗酸化作用を持つビタミンEやポリフェノールなどを含み、若々しさや健康を維持する効果があります。
さらに、オリーブオイルの使用量の多い地中海沿岸地域では心疾患による死亡率が低いことも報告されています!
- エクストラバージンオリーブオイルを選ぶ
- 酸度が0.8%以下のものを選ぶ
- 遮光瓶に入っているものを選ぶ
エクストラバージンオリーブオイルとは、普通のオリーブオイルに比べ、より鮮度や風味が良くグレードの高いもの。その品質の良さを表す指標として酸度があります。
酸度は低いほど良いとされており、0.8%以下のものはより高品質とされているため、美味しく品質の良いものを選びたいときは酸度に注目してみましょう!
また、品質の良さを保つために重要なのが保存容器です。
油の酸化や劣化を防ぐためには、「温度・空気・光」からの影響を最小限にする必要があります。
開封後はこの3つの要素に注意して取り扱うと良いですが、購入する際の注意点として、遮光性のガラス瓶などに入ったものを選ぶようにしましょう!
控えめが良いとされがちな脂質も、種類や機能を理解して日常に取り入れることで、身体に良い効果があります。
ぜひ身体に良い油を味方に、まずは身近なオリーブオイルから活用してみてくださいね!
本日もお読みいただきありがとうございました!
それではまた次回もお会いしましょう!
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